2016年4月20日水曜日

光回線の選び方-2016年編-

私事ですが2015年11月と2016年3月に引っ越ししまして、
その時光回線の選択に非常に苦労しましたので忘備録的にこちらに書いておきます


最近、フレッツの混雑が酷いらしく、某掲示板やTwitterでは
数百kbpsという話もたまに聞きます。
「それは絶対に嫌だ」ということで頑張って下調べをしました。



まずは無難な選択
光回線で遅いと騒がれているほとんどは
フレッツとプロバイダーの相互接続点(POI)での混雑と言われています。

Huluやdビデオ、Amazonプライムビデオ等の動画配信サービスが流行った結果、
NTT東西との契約にどこも余裕がなくなってしまったんですね…

つまり、相互接続点がない光回線を選ぶとそもそも混雑の要因は少なくなるわけです。
具体的な選択肢としては
  • eo光など電力系事業者(そもそもフレッツではない)
  • au光(同上)
  • NURO光(同上)
  • SoftBank光+BBユニット(フレッツだが、POIを経由しない接続ができる)
  • Bフレッツ(フレッツだが回線が別のため空いている。ただし新規契約は終了)
抜け等はご容赦ください。一報いただけると助かります。

これらは普通の混雑は考えられますがPOIでの混雑は避けることが出来ます。
これらが使える環境やコスト面で折り合いが付くならベストですね。

私の3月の引っ越しはau光とNURO光が使える環境でしたので、ここで終了でした。
(ちなみにauの割引を受けるためにau光に)

ちなみにau光はプロバイダーを選べるように見えますが全て回線は同じdionです。
気分やキャッシュバック、ドメインなどで決めましょう。
でもどうしてもフレッツが使いたい!
はい。そうは言ってもエリアや料金的にフレッツが良い場面もあります。
11月の引っ越しがそうでした(フレッツしか建物が対応していない)

選択肢としては以下のものがあります
  1. SoftBank光(or フレッツ光with Yahoo)+BBユニットを利用する
  2. 混んでないプロバイダーを探す

1は上の項目と同様です。
携帯でもSoftBankを利用していないとBBユニットレンタル代と合わせて少し割高なのがネックですが、現状の速度は比較的安定しているようです。
一部のブログ等ではレンタル代がもったいないとの理由で返却を推奨しているようですが、速度重視では必須です。返却なんてもったいない。
特に携帯もSoftBankユーザーなら割引の条件でもあるので返すメリットは0です。

2は相互接続点の通過は諦めて混んでないプロバイダーを探す方法です。
ただ、この方法致命的な弱点が存在します。それは

情報が致命的に少ない

ということです。
なぜなら、相互接続点と言うのは都道府県別に存在するので、
○○のプロバイダーは糞、××のプロバイダーは爆速等の情報は同じ都道府県でないかぎり

全く意味を成しません

大阪では激遅のプロバイダーも隣の京都では爆速だったりします(実際ありました)
たまたま同じ都道府県の情報があれば良いですが、都会でもない限りなかなか無いでしょう…

一応情報の探し方は知恵袋の知恵ノートにまとめてくださった方がおられるのでそちらを

ちなみにぷららだけは都道府県別のトラフィック情報を公開しています。
混んでなさそうなら十分に一考の余地はあるでしょう。

あと、これらで遅くないことが判明してもそれが悪化しない補償はありません。
この場合はプロバイダーの変更をしやすい環境にしましょう。



以下ネットでよく見かける話への解説
「そうは言ってもマイナープロバイダーなら混んでないんでしょ」って方へ
発想は悪く無いです。ただ、今回はNGです。

なぜなら大元のプロバイダーの数と言うのは知れているので、、
マイナーなところの多くは大手プロバイダーから回線を提供してもらっています。
悪く言うと又貸しです。つまり意味がありません。

特に地域系のプロバイダーは悪名高きfreebitが受けている事が多いと言われます
あまり良い結果にはならないでしょう。

○○光ってどうなん?
2015年に光サービス卸売が解禁されて激増している○○光。
色々出ていますが結論から言いますと
ドコモ光と前述のSoftBank光以外NGです。

基本的にこういったコラボ光はフレッツ光と回線は同じですが、プロバイダーを選べません。
つまりそのプロバイダーが混雑している外れプロバイダーなら終わりです。
回線を引き直すか自腹で追加のプロバイダーを契約する以外方法はありません。

また契約当初は速度が出ても混んできたら終わりです。やはり打つ手はありません。
あまり価格的メリットにも乏しいので選ばないようにしましょう。

ただ、ドコモ光だけはプロバイダーを選べるのでアリです。
支払先以外フレッツと条件はほぼ変わりません。
むしろ3000円でプロバイダーを変更し放題でもあるので、
むしろ普通のフレッツより良いかもしれません(普通は違約金がもっと掛かります)

どうしてもSoftBank光以外のフレッツを選びたい場合には良いでしょう。
オマケでドコモのスマートフォンを使っているとちょっと割引もあります。
11月の引っ越しの際にはこの手段を取りました。

集合住宅なので遅いのは諦めてる
「集合住宅だから遅い」というのが一概に言えないガセです。
棟全体で1つの回線を分け合ってるイメージが先行しているようですが
そもそも現行の家庭用の回線は一戸建てでも近隣と分け合ってます。

特に最近のフレッツはほとんど光配線ですので、完全に一戸建てと変わりません。
悪質なプロバイダーは速度低下のクレームに対してそういった言い訳をしてくることがあるようなので気をつけましょう。

集合住宅は集合住宅でもVDSLの場合、ADSLに毛が生えただけと感じる方も多いようですが、
大抵の場合回線自体は50Mbpsは軽く叩き出します。
私がeoでVDSLを利用していた際は70Mbps、au光だと90Mbps出ていました。

16/04/24追記:スピードテストの画像を追加しておきます。auひかり(タイプV16契約以上)です。

数Mbps以下しか出ないと言う場合は是非プロバイダーを疑ってみましょう。



以上です。
少しでもお役に立てれば幸いです。

WiMAX?私の使い方では常時規制が掛かって数Mbpsに4000円払うのはないなと言うことで止めましたw

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